政府も予防歯科に注力
株式会社幻冬舎メディアコンサルティングは5月14日、中山 豊氏による著書『予防歯科シフト 人生も社会も変える口腔ケアのすごい力』を発売した。
2018年6月15日、「経済財政運営と改革の基本方針」(通称「骨太の方針」)が閣議決定された。この方針では、予防歯科についても言及され、今後注力していくことを示している。
このように政府も力を入れる予防歯科とはどんなものなのか、予防歯科シフトによってどのような身体的・社会的なメリットがあるのか、などということを述べたのが同書である。
予防歯科とは
デンタルニュース読者なら、「口腔の健康は全身の健康にもつながる」という一文をどこかで見たり聞いたりしたことがあるだろう。この一文は前述の骨太の方針にも登場する。
例えば歯周病は、日本人の成人70~80%が罹っており、歯を失うリスクもあるという怖い病気である。さらに怖いのは、歯を失うのみならず、糖尿病や心疾患、骨粗しょう症など全身の疾患にも発展することがあるということを指摘されている点だ。
歯周病の予防には予防歯科が欠かせない。即ち日頃からセルフケアを心掛けると共に、歯科医院で定期的なプロケアを受けることが大切なのだ。
口腔の健康を保つことは全身の健康につながり、引いては人生の質を高めることになる。そこで期待されているのが予防歯科なのである。
(画像は株式会社幻冬舎メディアコンサルティングのHPより)

株式会社幻冬舎メディアコンサルティング プレスリリース
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