「従業員のメンタル不調」アンケート調査を実施
メドピア株式会社は7月10日、産業医500人を対象に「従業員のメンタル不調」に関するアンケート調査を実施しその結果を発表した。
子会社の株式会社Mediplatは、法人向け産業保健支援サービス「first call」の中で「オンライン産業医」「オンライン医療相談」「ストレスチェック」を提供している。
メンタル不調の原因1位は「上司との人間関係」74%
従業員のメンタル不調の原因(複数選択)1位は「職場の人間関係」の404件だった。2位は「長時間労働/業務過多」の236件、3位は「パワハラ」の161件となった。
「職場の人間関係」の内容は、1位「上司との人間関係」74%と圧倒的に多く、2位「同僚との人間関係」22%、3位「部下との人間関係」3%となった。
メンタル不調のサイン(3つまで選択)は、1位「遅刻や欠勤が増える」252件、2位「表情が暗くなる」250件、3位「ミスが増えたり、作業効率が落ちる」216件。
早期発見のために経営者や人事が行った方が良いことは、1位「従業員との日常的な会話」78件、2位「定期的な面談」72件、3位「ストレスチェックの実施」36件で、従業員との日常的な接触が重要であることが挙げられた。
休職後の復職については、1位「どちらかというとうまくいかないケースが多い」49%と約半数を占めた。2位「どちらかというとうまくいくケースが多い」38%、3位「大半においてうまくいく」7%となった。
復職の成否の要因(3つまで選択)は、1位「職場による理解とフォローの有無」344件、2位「配置転換(異動)」155件、3位「業務量の調整」139件。うまく復職するためには、周りの人々の理解が不可欠であるという結果になった。
(画像はプレスリリースより)

メドピア株式会社のプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000191.000010134.html産業保健支援サービス「first call」のWebサイト
https://www.firstcall.md/