シニア人材の転職事情
株式会社MS-Japanは、同社の人材紹介サービスを利用した50代の求職者100名を対象に、「50代のホンネの転職理由」を調査し、9月19日に結果を発表した。
シニア人材に注目が集まる中、同社における50代求職者の登録者数は、2015年から2019年にかけてほぼ2倍に達している。
「経験を活かしたい」なども転職理由に
「50代のホンネの転職理由」ランキング、第1位は「人間関係(パワハラ、代表についていけない、社風が合わない)」(17.2%)だった。
以下、「これまでの経験を幅広く活かしたい」(14.1%)、「会社に対する不安(業績、コンプラ)」(13.1%)、「業務内容を変えたい、スキルアップ」(10.1%)、「会社都合(早期退職、退職勧奨、契約満了、解雇)」(10.1%)と続く。
シニアになってもなお人間関係が悩みの種であることがわかる。対象者からは親会社から天下ってきた上司との関係に悩んでいるなどといった声が聞かれた。
これまでの経験を活かしたいというのは、いかにもシニアらしいポジティブな転職理由と言える。多少年収が落ちてもやりがいのある仕事に就きたいというのが50代の特徴である。対象者からは「もう一花咲かせたい」などといった声が聞かれた。
(画像はプレスリリースより)

株式会社MS-Japan プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000029.000042843.html