中立の立場から
株式会社Ring Linkは9月18日、個人間・集団間の人間関係トラブルに対して、第三者として中立的な立場で関わり、対話で修復を図る「メディエーション・プログラム」サービスを提供開始したことを発表した。提供開始は2019年8月20日より。
近年、人間関係のトラブルによる事件や犯罪は数多く、なかでも殺人等の重要犯罪は約85%超が面識のある相手とのトラブルに起因するという結果がある。
同社ではこれを、核家族化・少子高齢化・離婚率の増加・女性の社会進出による共働きといった社会背景によって構築されるコミュニケーションの希薄化、つながりに対する欠乏感が原因と考え、同サービスを開始。
心理カウンセラー・コミュニケーショントレーナーとして蓄積されたノウハウやスキルをもとに、対立状態にある関係の修復・改善に努め、決別から相互理解へつながるサポートを行うとのこと。
心理学のプロが対応
株式会社Ring Linkは、実際の人間トラブルにおいて二者間に入る第三者的な役割が業務・サービスとして確立していないという点に着目した。
異なる文化や価値観をもっている者同士が、それぞれの正論を振りかざす時、そこには対立・葛藤・軋轢が発生する。
同社では一般的な解決法である弁護士への依頼の前段階として「メディエーション・プログラム」サービスを位置付けており、中立公平な第三者として双方の主張を引き出し、合意形成や相互理解へと導くとのこと。
そのために同社では心理学の分野を中心に習得した専門家が高度な傾聴技術、徹底した中立公平な役割としての客観的視点、合理的な思考、そして理論的に伝えるスキルをもってセッションに臨み、こじれた関係修復のプロとして、「メディエーション」を日本に定着させるための活動をスタートしていくと意欲的である。
(画像はプレスリリースより)

株式会社Ring Linkプレスリリース
https://www.atpress.ne.jp/news/193042