冬季うつ対策にバナナ
日本バナナ輸入組合は11月12日、バナナと睡眠に関するニュースレターを配信し、冷えからくる冬の不眠による冬季うつ(季節性感情障害)につながる可能性とバナナの活用法などを発表した。
睡眠をサポートする朝バナナ
本格的な冬の到来であるが、冬は夏と同様睡眠の質を低下させる。冬の睡眠の質を低下させる要因は、気温の低下、日中の活動量減少、日照時間の短縮などで、肌荒れ、肥満、冬季うつ(季節性感情障害)につながる可能性がある。
日本バナナ輸入組合のニュースレターは、睡眠コンサルタント友野なお氏の監修の下、冬の睡眠の注意点、トリプトファンについて説明し、睡眠対策としてバナナの活用法・日常習慣などを紹介する。
睡眠は、睡眠ホルモンといわれるメラトニンの分泌が必要で、分泌を促すのがセロトニンである。セロトニンは、必須アミノ酸「トリプトファン」から生成される。体内で合成できない「トリプトファン」は、食べ物から摂取しなければならない。
睡眠には、トリプトファンを含む食材だけでなく、炭水化物、ビタミンB6を含む食材を組み合わせて摂取することが重要である。
おすすめは、朝バナナ。バナナは、睡眠をサポートするトリプトファン、炭水化物、ビタミンB6をバランスよく含んでいる。牛乳と一緒に摂取すると、トリプトファンを効果的に摂取することができるとのこと。
(画像はニュースリリースより)

日本バナナ輸入組合のニュースレター
https://www.banana.co.jp/doc/report3.pdf