第13回「働く人の電話相談室」結果報告
一般社団法人日本産業カウンセラー協会は10月30日、第13回「働く人の電話相談室」の結果報告を行った。
「働く人の電話相談室」は2007年より毎年開催されており、今年は13回目。第13回「働く人の電話相談室」は、2019年9月10日~12日の3日間に開催され、相談者は695名、相談件数は1,159件に及んだ。
「職場の悩み」増加
同協会が相談内容を集計したところ、「悩み」の項目の中で「職場の悩み」の割合が大きく増加していた。2018年は27.3%だったが、2019年は37.9%まで数字を伸ばしている。
さらに「職場の悩み」ついてさらに詳しく内訳を求めて2018年と比較したところ、「職場の人間関係」(2019年:150件、2018年:137件)、「パワハラ」(同:82件、同:70件)、「労働条件」(同:75件、同:53件)の3項目で相談件数が大きく増加していた。
「同僚」「上司」「家族」に相談
相談相手の内訳と件数を求めて2018年と比較したところ、「同僚」(2019年:58件、2018年:28件)、「上司」(同:63件、同:48件)、「家族」(同:68件、同:46件)が増加傾向にあることがわかった。
(画像はプレスリリースより)

一般社団法人日本産業カウンセラー協会 プレスリリース
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