ストレス軽減の一助
株式会社USEN-NEXT HOLDINGSは11月27日、BGMがコールセンターのオペレーターに与える効果についての研究を行ったこと、またその結果を発表した。
研究は同社とトランスコスモス株式会社、大妻女子大学の共同で行われ、結果、BGMはオペレーターのストレス軽減に一定の効果があることが明らかとなった。
調査は2回に分けて、コールセンターに勤務するオペレーターを対象に行われた。対象者の人数は初回が167名、2回目が159名となる。
調査方法は業務中にBGMがある環境と無音の環境を与えるもので、それぞれの環境における一時的な気分の状態と身体の状態を観察。オペレーターの状態に違いが見られるかどうかを検証した。
結果、どちらの期間においてもBGMがある方がネガティブな気分の数値が低くなることが分かった。
職務的自尊心は向上
株式会社USEN-NEXT HOLDINGSが行ったBGM実験では、BGMが影響することでネガティブな気分を表す数値が下がり職務に対する自尊心が向上する可能性が示唆された。
2つの期間で実験に参加したオペレーターには性別や年代、勤続年数の偏りはほぼ無いため、BGMが何らかの良い影響をもたらす可能性は高い。しかし、疲労や身体の状態については調査を通じて明確な結果は出ず、原因は職場のBGM環境以外と考えられるとのこと。
(画像はプレスリリースより)

株式会社 USEN-NEXT HOLDINGSプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000423.000003515.html