保育士の転職に関する調査
株式会社ネクストビートは、同社が運営する保育士・幼稚園教諭向け転職支援事業「保育士バンク!」の利用者に対し、保育士の転職・キャリアに関するアンケート調査を実施し、12月11日に結果を発表した。
有効回答数は69名。調査方法はインターネット調査。調査期間は2019年11月6日~11月18日。
約7割が転職経験者
まず転職経験の有無を尋ねたところ、「1回」が13%、「2回」が17%、「3回以上」が41%、「したことがない」が29%という結果になった。転職経験者は約7割、3回以上の転職をした人は約4割に上る。
転職経験者に転職理由について聞くと、最も多かった回答は「職場の人間関係」(33.3%)だった。
以下、「給与面」(26.1%)、「園(施設)の方針と合わない」(21.7%)、「結婚」(20.3%)、「家庭の事情」(18.8%)と続く。よく取り沙汰される給与がやはり多いが、それ以上に人間関係が多い。
今後のキャリア観真っ二つ
調査に応じたすべての保育士に今後のキャリア観を尋ねたところ、第1位は「一時的な離職があっても、今後の保育士として働きつづけたい」(52.2%)だった。
以下、「保育士の経験が生かせる別の仕事がしたい」(37.7%)、「保育関係の仕事はやめて、全く別の仕事がしたい」(8.7%)、「今後は仕事をしない予定」(1.4%)と続く。保育士を続けるか否かで、意見がほぼ真っ二つになった。
(画像はプレスリリースより)

株式会社ネクストビート プレスリリース
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