「転職後に慣れなかったこと」人間関係が最多

パーソルグループのパーソルキャリア株式会社は、同社運営サービス「CAREER POCKET（キャリアポケット）」において、「転職者の転職後の悩みと相談相手に関する意識調査」を実施し、3月31日に結果を発表した。調査対象は、全国の転職後1年未満のビジネスパーソン500名。

転職先が決まれば、転職先で働いている姿をイメージしてみるものである。では、「そのイメージと入社して実際に働いている姿にギャップを感じたか」を尋ねた。すると「とても感じた」が15.6％、「やや感じた」が33.4％と、約半数の転職者がギャップを感じていた。

「転職後に慣れなかったこと」について聞いたところ、最多の回答は「人間関係」（30.0％）だった。この他、「特に慣れなかったことはない」（28.0％）、「社風や企業文化に関すること」（27.6％）、「就業時間や休暇制度など勤怠に関すること」（23.4％）などが挙がった。

続いて、「転職後の悩み」について質問すると、「人間関係」（28.2％）との回答が最も多く聞かれた。以下、「労働時間について（長時間労働や残業）」（25.0％）、「特に悩みはない」（23.2％）、「給与が希望と異なる、給与がアップしない」（20.0％）と続く。

悩みを相談できる人「転職後の悩みを相談できる人」について聞いたところ、「家族」（47.4％）や「友人」（42.8％）などと答える人が多い中、「いない」と回答した人が21.0％いた。

また「転職後の悩みについて相談や共有が十分にできているか？」という問いに、「十分にできている」と答えた人は20.0％に過ぎなかった。相談できる人がいないという場合を含め、ほとんどの転職者は転職後の悩みを十分に相談できていないのである。

（画像はプレスリリースより）




パーソルキャリア株式会社　プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000369.000022215.html