入社1年目の活躍について
株式会社学情は12月16日、企業の人事担当者を対象に調査を実施したこと、またその結果を発表した。
調査は2021年11月29日から2021年12月3日にかけてインターネットを介して行われ、520名から回答を得た。
その結果、回答者の約半数がコロナ禍により入社1年目の社員の活躍に影響がでていると答えた。
これは仕事以外でコミュニケーションを図りにくいことが大きな要因であり、社員の本音を聞く機会が無いことから上司との人間関係を築けないことの影響が大きい。
また、上司の側も新入社員のパーソナリティをつかみにくいため、これまでより人間関係を築くことに時間がかかり仕事がしにくいと感じているとのこと。
人間関係構築のために
コロナ禍により業務のテレワーク化や不要不急の会合が減少したことをうけ、職場での飲み会なども減少傾向にある。
株式会社学情が実施した調査の結果、仕事以外でコミュニケーションを図りにくいことが業務上の指導や声のかけ方に影響しているとの回答が多く寄せられた。
しかし一方で、若い世代の飲み会離れから現在の状況は限定的であるとする回答や、コロナ禍での就職活動を経た1年目社員よりも急に相談や雑談をしにくくなった環境変化に対応できていない3年目4年目社員の方がメンタルへの影響が大きいとする回答も少なくなかった。
そのため、若手社員とのコミュニケーションを確保するために半数以上が定期的な面談を実施しており、他にもチームや部署内での雑談機会の確保や定期的な研修の実施が重要視されているという結果となった。
(画像はプレスリリースより)

株式会社学情プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000802.000013485.html