孤立によるうつ
株式会社カラダノートは4月1日、「妊産婦のメンタルヘルスに関する調査」を実施したこと、またその結果を発表した。
調査は2022年3月4日から3月13日にかけて同社のメールマガジン会員を対象に行っており、830名から回答を得た。エジンバラ産後うつ病質問票を用いた今回の調査では、全体の3割にうつ傾向が高いという結果が出た。
同社では2020年10月にも同様の調査を行っており、その際の回答者とは不一致のため一概には言えないとしたうえでうつ傾向の高い妊産婦の割合は増えていることを公表した。
同社ではこの結果を踏まえ、新型コロナウイルス感染拡大から2年経過する現在も産後うつのリスクは高い状況下にあり、妊産婦の孤立化が懸念されるとしている。
ウィズコロナの子育て
株式会社カラダノートが実施した調査では、「今後6ヶ月間で直接影響が及ぶ可能性があるもの」を問うている。
結果、いちばん大きい不安は「新型コロナウイルス感染症への罹患」があげられた。
次いで「ママ友との交流」、「公共機関の出産・育児サポートが受けられない」が上位となり、コロナ禍によりこれまでとは違った生活の中で子育てをしていく不安を抱えていることが浮き彫りとなった。
同社では2022年1月に日本初となる産後うつと2人目以降の不妊治療に特化した妊婦保険「子育て支えあい保険 子育てシェアリング」の提供を開始しており、今後も産後の不安に寄り添い、心身ともに健康な家族生活や子育てしやすい環境を支えていきたいとのこと。
(画像はプレスリリースより)

株式会社カラダノートプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000147.000031718.html