企業向けセミナーを通じて
株式会社ファーストアセントは6月2日、同社が実施した企業向けセミナーを通じたアンケート結果を発表した。
これは同社が2022年4月よりトライアル提供している企業向けの子育て支援を導入した企業の従業員を対象としたもので、結果からはセミナーを通じて産後うつへの理解が深まり、男性の育児参加の必要性・重要性が伝わったことがわかった。
2022年4月1日より育児・介護休業法の段階的な法改正の施行が開始している。
またそれに伴い、仕事と生活の両立をめぐる状況は大きく変化しており、人々はライフステージの変化に対して安心して働ける企業を重視する動きが強まっている。
このような状況から企業側は安心して子育てと仕事が両立できる環境整備が求められており、同社はこの社会状況を背景に企業向け子育て支援サービスを実施。
産休中・育休中の社員だけでなく、従業員全員が働きやすい環境づくりへの取り組みをサポートするサービスとなる。
産後うつを防ぐために
株式会社ファーストアセントが実施した企業向けセミナーは、出産前に正しい知識や情報を得られる内容となっている。
産後うつに関してもさまざまな知識や情報を正しく提供しており、セミナー受講者からは産後うつが家族のサポートによって予防できる可能性を認識できたという回答が多く寄せられた。
また、男性育休の法改正を踏まえて男性育休に対しても前向きになれるというポジティブな効果もあり、働き方の生産性の向上にもつながる可能性が示唆された。
しかし、男性育休に関しては育休を取得したけれども育児をほとんど行わない「取るだけ育休」という課題もあり、同社は今後も「子育てに安心を」をコンセプトに男性の家事・育児への参画に関する重要性などを伝えていきたいとのこと。
(画像はプレスリリースより)

株式会社ファーストアセントプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000034.000023831.html