社会情勢を背景に
エン・ジャパン株式会社は7月29日、「副業」についてアンケートを実施したこと、またその結果を発表した。
アンケートは同社が運営する日本最大級の総合求人サイト「エン転職」上で行われ、10,378名から回答を得た。
結果、回答者の60パーセントが「副業を希望している」と答えた。これは2020年10月に実施した同じ調査からみて、コロナ禍を経て11ポイント増加する結果となっている。
また、副業を希望する理由の実に9割が「収入を増やしたい」であり、希望収入額は月に3万円から5万円未満と答える人が多かった。
この結果から、コロナ禍や円安などを背景として副業による収入増を図りたいと考える人が多いことが判明した。
しかし、実際に副業を行ったことがある人(現在過去含め)はおよそ30パーセントにとどまり、2020年の結果から大きな変化はなかった。
広がる人間関係
エン・ジャパン株式会社が実施した副業に関するアンケート調査では、実際に副業経験がある回答者に副業を行ってよかった点を問うている。
結果、多くの人が副収入が得られたことをよかった点に挙げている。
また、人間関係や知見・視野が広がった点を挙げている人も多く、副業を通じて本業では出会えない層との交流やつながりを有することができ、人生を豊かにする一助となっていることが伺えた。
そのうえで、副業を成功させるには無理のないスケジュールを組むことが重要であり、収入増にばかり目がいき無理なスケジュールを組むことはトラブルのもととなりかねないといった体験談も寄せられた。
同社は会員数1000万人超を誇る、日本最大級の総合求人サイトを運営しており、今後もミスマッチのない「人と企業の出会い」を支援していきたいとのこと。
(画像はプレスリリースより)

エン・ジャパン株式会社プレスリリース
https://www.atpress.ne.jp/news/320218