デジタルネイティブ世代
株式会社ライボは9月12日、「2022年スマホ依存の実態調査」を実施したこと、またその結果を発表した。
この調査は、スマホへの依存度や具体的な依存内容、1日のスマホ使用時間、具体的な使用目的などについて問うたもので、スマホを所有する2,215人の社会人男女を対象に実施。
結果、回答者の約8割がスマホに依存しているという結果となった。
また、男性のスマホ依存度は75.1パーセントなのに対し、女性は87.6パーセントと12.5ポイントも高い結果となり、更に年代別では20代が81.0パーセントで最も高く、年代があがるにつれ依存度が下がる傾向が見られた。
このことから、年齢や性別によりスマホ依存症となる確率は大きく変わることがわかった。
これは20代がデジタルネイティブ世代と呼ばれ、情報機器としてスマートフォンが当たり前に存在していた世代であることや、女性にSNS利用者が多いことなどが主な要因としてあげられている。
コロナ禍で変わったもの
株式会社ライボが実施した調査では、コロナ禍前後のスマホ使用時間の増減を問う設問があった。
これに対し、78.8パーセントが増えたと回答。
人と会う機会の減少や行動制限、在宅時間の増加など孤独な隙間時間を埋める手立てをスマートフォンに求めた結果となっている。
しかし、現代の生活においてスマートフォンは欠かせないツールのひとつとなっている面もある。
そのため、スマホの「依存症」というよりは「現代社会への適応」であるとする意見もあり、使用時間増加は否めないといった見方もできる結果となった。
同社では今後も就職や転職、働き方などに関連するさまざまな調査を実施し、リアルで透明度の高い情報を発信することで個が活躍する社会の実現を目指す一助となっていきたいとのこと。
(画像はプレスリリースより)

株式会社ライボプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000116.000013597.html