悩みがある人が多数
合同会社serendipityは8月24日、「人間関係の悩みと母親との関係性」について調査を行ったこと、またその結果について発表した。
調査は2022年8月17日から18日にかけてインターネットを介して行われ、全国の25歳以上55歳以下の女性2,000人から回答を得た。
結果、76.2パーセントの回答者が人間関係の悩みを抱えていることが判明した。また、悩みを抱えている回答者のうち、62パーセントが人間関係を面倒くさく考えており、次いでコミュニケーションが苦手であることや人の目が気になることをあげる回答者が多かった。
調査では回答者全員に「子どもの頃の母親にあてはまることはあるか?」という点もたずねている。
これはいくつかの母親、もしくは家庭の状況を選択肢としてあげ、その中で回答者があてはまると思うものを選択する形式の設問だが、この回答に悩みがある回答者と悩みがない回答者で差がみられた。
母親との関係
合同会社serendipityが実施した調査の結果から、母親との関係が現在良くない人や過去に母親から心を傷つけられた経験がある人の方が人間関係の悩みを抱える可能性が高いことがわかった。
これはそのような経験がない人にくらべて2~3倍ほど高く、人間関係の悩みは母親との関係と相関関係にあるといえる。
これに対し同社では親子関係心理学の専門家である三凛さとし氏のアドバイスを示している。
具体的には、過去に自分が傷ついたことや怒りおよび悲しみを感じる事象のピックアップ、その経験から得られたメリット探し、そしてそれとは真逆の言動や行動を探すことで心理的な和解につなげていくという3つのステップを実践することである。
同社は調査結果から親との関係性が大人になってからの人間関係に大きな影響を与えることを踏まえ、人間関係や恋愛で悩みがある人は母親との関係を見つめ直してみてほしいとしている。
「合同会社serendipity 調べ」
(画像はプレスリリースより)

合同会社serendipityプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000091676.html