長時間労働なども休職理由
株式会社メンタルヘルステクノロジーズは、「休職者と産業医との実態調査」を行い、11月1日に結果を発表した。調査対象はメンタル不調で休職したことがある会社員110名。
休職した背景について聞いたところ、第1位「人間関係不和」(56.4%)、第2位「長時間労働」(47.3%)、第3位「不当な人事評価」(39.1%)となった。
休職期間などを調整
休職に至るまでに、会社とどのような調整を行ったかを聞いた。すると「休職期間について」(52.7%)、「業務の引き継ぎについて」(48.2%)、「社会保険料の支払いについて」「休職中の連絡手段について」(ともに43.6%)などが挙がった。
会社との調整を行った人にその満足度を尋ねたところ、「かなり満足している」が16.5%、「やや満足している」が44.3%。
休職中も上司と関わる
求職中に関わった人物は「上司」(69.1%)、「同僚(会社の仲間)」(52.7%)、「主治医」(43.6%)、「産業医」(38.2%)など。
求職中に関わった人と相談内容について質問した。すると上司へは「現在の仕事の状況や悩み」(53.9%)、同僚(会社の仲間)へは「現在の仕事の状況や悩み」(58.6%)、主治医へは「心身の状態について」(81.2%)、産業医へは「心身の状態について」(73.8%)がそれぞれ最多となった。
産業医への不満
産業医との関わりにおいて、休職時に抱えていた悩み・不安について尋ねたところ、最多の回答は「企業側の意見を尊重していると感じた」(42.7%)。以下、「連絡頻度が多く負担になった」(34.5%)、「休職のための判断・手続きまでの対応が遅かった」(29.1%)と続く。
(画像はプレスリリースより)
出典元:「株式会社メンタルヘルステクノロジーズ」

株式会社メンタルヘルステクノロジーズ プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000066.000027306.html株式会社メンタルヘルステクノロジーズ
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