新成人の「理想の将来像」
株式会社ジンジブは、今年度4月1日に新成人となった高卒社会人(18~20歳)を対象に、「理想の将来像」に関する調査を実施、11月9日に結果を発表した。
10年後の理想の働き方について質問したところ、最多回答は「会社役員」(50.7%)だった。
人生を豊かにするもの
人生を豊かにするものについて聞いたところ、「最も重要」という回答が最多だったのは「家族」だった。しかし「2番目に重要」「3番目に重要」という回答を含めた総計では、「お金」(281ポイント)が「家族」(233ポイント)を上回った。
日本の将来
日本の将来について、「とても明るい」「明るい」が15.7%、「とても暗い」「暗い」が22.9%、「どちらともいえない」が61.4%。日本の将来が「とても暗い」「暗い」と回答した理由は、「税金・社会保険料の負担増」(71.9%)が最多となった。
自分の将来
自分自身の将来について、「とても明るい」「明るい」が32.1%、「暗い」「とても暗い」が9.2%、「どちらともいえない」が58.6%。
「とても明るい」「明るい」と回答した理由は、「素敵な人に囲まれているから」(48.9%)が最多。以下、「打ち込める趣味があるから」(28.9%)、「仕事が楽しいから」(20.0%)と続く。
一方、「とても暗い」「暗い」と回答した理由は、「経済的に余裕がないから」、「仕事が楽しくないから」、「人間関係に悩みがあるから」、「明確な夢や目標がなく漠然と生きているから」の4つが同率1位(30.8%)だった。
身の回りのコミュニティや仕事・趣味などが充実しているかどうかが、自身の将来像を左右していることがわかる。なお最も憧れる将来像は、「家庭を大事にする」(30.0%)が最も多い回答となった。
(画像はプレスリリースより)

株式会社ジンジブ プレスリリース
https://jinjib.co.jp/archives/9089